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2023年9月22・29日号 日本フードサービス協会 2023年7月の外食産業市場動向

日本フードサービス協会 2023年7月の外食産業市場動向

【月刊HOTERES 2023年09月号】
2023年09月28日(木)
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外食全体の売り上げ前年比114.2%人流回復が進み、気温上昇で夏の季節メニューが好調

 コロナ 5類移行後、各地でのイベント再開で人流回復が進み、インバウンドの回復も相乗して 7月の外食需要は堅調に推移した。九州などで豪雨の影響を受けたものの関東などでは好天が続き、全国の平均気温がこの 100年余りで最高を記録するほどの暑さにより夏の季節メニューが好調、全体売上は 114.2%となった。

 ファーストフード業態は、全体売上は110.9%。コロナ禍前の 19年対比では124.4%となった。「洋風」は季節メニューや新商品が好調で売上107.3%。「和風」は、定番商品の堅調と土用の丑のうなぎ需要もあり、114.8%。「麺類」は、冷たい新商品が若年層や女性を中心に好評で、売上 119.2%。「持ち帰り米飯/回転寿司」は、「回転寿司」が都心部でのインバウンド回復もあり、売上 108.3%。
 
 「その他」は、「カレー」が都心部の繁華街店で売上が回復、「アイスクリーム」は気温上昇で夏季キャンペーンが好調で、売上 115.7%となった。

 ファミリーレストラン(FR)業態の全体売上は前年比 117.5%、19年比 104.2%。7月は、冷たいメニューが好調。「洋風」は、半額クーポンなどで客数が伸び、118.7%。「和風」は土用の丑のうなぎ需要もあり、売上118.4%。「中華」は、夏季フェアの中で辛いメニューが好調で、売上 112.7%。「焼き肉」は、駅近繁華街の小規模店でも集客が回復し、売上は 116.5%となった。

 パブ・居酒屋業態は、夏季キャンペーンもあり、ビール販売が好調。人流回復やインバウンド客の増加で、前年対比では売上 129.5%となったが、コロナ前の19年比では 70.2%となった。

 ディナーレストラン業態では、客単価の高いインバウンドの回復が続き、売上は
121.1%
 喫茶業態では、商業施設などで人流の回復がみられ、122.3%となった。

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※各種図表など詳細なデータにつきましては本誌ご購入をお願い申し上げます。

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