(株)タップは 2017年より構想を温めていた日本初となるDXで観光・宿泊産業の生産性向上を実現するためのホテル DX実証実験施設「タップホスピタリティラボ沖縄」(以下、THL)を 6月 30日に開設した。
THLは、「ホテル DX」を「建物の DX」「メカの DX」「ソフトの DX」の 3つのテーマに分け、実証や実験を実施。さらに、SDGs13項目に対応しており、中でもすべての人が能力を高め社会的に取り残されないように人(障がい者)とタップホスピタリティラボ沖縄(THL)ロボットの共生の実証を行なっていく。また、地域住民のためのラストリゾートとして、うるま市と大規模災害時の地域防災協定を締結した。
THL館内は自分のスマホに LINEと連携している「THLアプリ」をダウンロードし、自分自身で滞在をオペレーションする。このアプリは宿泊の予約から滞在中のルームキーはもとより、客室の家電コントロール、ルームサービスのリクエスト、食券などの紙チケットレス、宿泊清算などを、ひとつのアプリで完結することができる。
タップホスピタリティラボ沖縄(THL)
所在地:〒904-2234 沖縄県うるま市州崎14-27
敷地面積:8375.35m2(2533.5坪)
事業内容:(1) DX実証実験拠点(ホスピタリティサービス工学研究所)/(2)ホテルテクノロジーサービス研究拠点
(3)高度観光人材育成拠点/(4)地域防災拠点ホテル
施設概要:客室38室、レストラン1施設、ホール 1施設、セミナールーム 2室、COWORKING2施設
THL館内で動くサービスロボットの一例