全国平均は77.6%(前年同月比6.4ポイント増)
全日本ホテル連盟(115/225ホテル協力)による令和 5年 5月の客室利用率調査がまとまった。それによると、全国平均は 77.6%で対前年同月比 6.4ポイント増となった。 今年の 5月は、新型コロナウイルス感染症の 5類移行を前に行動制限のない大型連休となり、宿泊利用の増大が期待されたが、結果は 3日と4日のみが高稼働で、その他の日程はさほど集客ができなかった。要因としては、長期連休となり海外旅行への流出、また人混みを避けるという人が少なくなかったことと予想される。また、宿泊料金高騰のニュース報道などから、直近予約の取込が低迷したという意見もあった。さらに、連休明けのビジネス需要の伸びがなく、予算達成により「全国支援割」が終了したエリアも多くあり、結果 5月の平均稼働率を落とす要因となった。
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