ホテルは総合芸術。ビジネスホテルとラグジュアリーホテルの中間領域をターゲットにハードとソフトを磨き上げ1万室規模を目指す
“唯一無二の 4つ星ホテル”を目指しお客さまが光り輝くような体験価値を提供するカンデオホテルズ。2005年の創業以来、約18年で 29棟、約 6000室を展開するホテルチェーンを築き上げている。同ホテルを展開する(株)カンデオ・ホスピタリティ・マネジメント代表取締役会長兼社長の穂積輝明氏にホテル事業に関わった経緯や人材育成、今後の展開などについて伺った。
(株)カンデオ・ホスピタリティ・マネジメント
代表取締役会長兼社長
穂積 輝明氏
1999年 京都大学大学院工学研究科修了、(株)スペースデザイン入社、リクルート創業者江副浩正氏の元でサービスアパートメント事業及びサービスオフィス事業の立ち上げに従事。2003年 (株)クリード入社、社長室にて新規事業の立ち上げに従事。2005年 同社内ベンチャーとして出資を受け、(株)カンデオ・ホスピタリティ・マネジメントを創業し代表取締役社長に就任。2012年 MBOによりオーナー経営者として独立、現在に至る。ホテル最上階のスカイスパ(展望露天風呂)、自慢の手作り朝食には多彩なビュッフェ。安くて寝るだけのビジネスホテルとも、高級で気軽に利用できないラグジュラリーホテルとも異なる、「唯一無二の 4つ星ホテル」をコンセプトとして登場した「カンデオホテルズ」。創業者である穂積は、自ら全国のホテルを巡る中で、ほどよいホテルがないと気付き、新たな需要を満たす“4つ星ホテル ”として事業をスタートさせた。それまで、開発と運営を行う事業に携わってきた経験から、建物とオペレーション両方の価値を重視している。ホテルとしては後発ながらも、現在建設中のホテルを含め、日本国内で 5,770室を展開している。