東海汽船(株)は、日本大学藝術学部監修のもと、伊豆大島にて運営している大島温泉ホテルの一部客室に、ホテル初の洋室設備を完備してリニューアルした。なお、本客室はバリアフリー設備を備え、誰でも安心して過ごすことができる。
大島温泉ホテルは、伊豆大島の中央に位置する三原山の中腹にあり、雄大な三原山を望む源泉掛け流しの絶景露天風呂や、光害が少ない島ならではの満天の星が楽しめるホテル。山側の部屋からは三原山と裾野に広がる広大な樹海が、海側の部屋からは富士山や伊豆半島、太平洋を望むことができる。
今回のリニューアルでは、客室内を日本大学藝術学部デザイン学科の若原一貴教授と学生によって「大島を更に感じられる」をコンセプトテーマに産官学連携プロジェクトの一環としてデザイン。同大学同学部写真学科の八木元春助教と学生による島内で撮影した写真を、インテリアの「素材」として表現した。また、大島温泉ホテル初の洋室・バリアフリー設備を導入し、電動リクライニングベッド 2基と介護用品等完備したほか、客室棟への通路には、車椅子利用者を考慮し段差解消機を設置した。
客室に展示予定の島内で撮影された写真