ホテルB4Tいわき 外観(イメージ)
JR東日本(株)は、東日本大震災で大きな被害を受け、2020年 3月に全線開通を果した常磐線復興の第 2ステージとして、いわき駅に日本初となる Suicaを活用したスマートホテル「ホテル B4Tいわき」を開業する。
ホテル B4Tは、「Bed」の頭文字Bと、「for Travel・Train・Time・Trust」の 4Tを組み合わせた造語。スタッフによるおもてなしを重視するメトロポリタンホテルズ・JR東日本ホテルメッツとはサービスの手法を変更し、手軽でスピーディーなデジタルコミュニケーションを求める宿泊者に対し、メリハリのある滞在体験を手ごろな価格で提供する。予約からチェックイン、チェックアウトまでの手続きが Suicaとスマートフォンで完結し、滞在中はスマートフォンよりオンラインチャット、ビデオ通話にてスタッフがサポートする。
「Suicaスマートロック」は、手持ちの Suicaが入退室の鍵として利用できるサービス。JR東日本グループなどのオフィスや商業施設などで導入実績があり、ホテルの客室キーとしては、日本で初導入となる。また、(株)SQUEEZEによるホテル管理システム「suitebook」を採用することで、さまざまな外部サービスとのオンライン上の迅速な連携が可能となり、JR東日本が推進する JRE POINTや、個室ブース型シェアオフィス「STATION BOOTH」などと連携。今後もさまざまなコンテンツとの連携により、デジタルネイティブ層に向けてモバイル端末上を含めた快適な滞在を提供する。
1号店となるホテル B4Tいわきは、東日本大震災からの復興の第 2ステージに向かう常磐線ネットワークの中核駅であるいわき駅に開業。駅周辺エリアのまちづくりの起点として、沿線活性化を目指す。
キャビンタイプ客室(イメージ)