第3回目は「宿泊主体型マーケットの展望と主要企業の取り組み」をテーマに、アパグループ、ソラーレ ホテルズ アンド リゾーツ、Aカードホテルシステムの3社が登壇。
アパグループは現在、全国で2000万人の会員数を誇り、専用アプリのダウンロード数は300万件を超す勢いである。1秒チェックインなどの強みを有し、コロナ禍によりアパ直サイトからの予約比率が50%を超え、また、昨今では会員制度をブラッシュアップし、還元率を9%から最大15%まで高める取り組みも手掛けている。
ソラーレ ホテルズ アンド リゾーツはチサンホテルズ、ロワジールホテル、ランプライトブックスホテルなど、15ブランドという多くのブランドをつくりあげている。マーケットに応じたブランドを展開することができ、現場と本部で役割を分け、専門家された組織として収益の極大化、コストの最小化を図っているのが特徴である。
Aカードホテルシステムは178万人の会員を有し、独立系ホテルを中心とした517店舗のネットワークを備えている。会では出張ビジネスマンのコロナ禍での市場の変化について言及し、都市型・郊外型といった立地面、また、出張ビジネスマンの職種によって戻りに大きく変化が生じていることを発した。
ウェビナーでは今年3月以降の行動制限が緩和化された中で業績の動きや、DXがもたらす顧客満足度やコスト面への影響なども発信いただいた。