訪日は97.6%減の6万6100人出国は96.3%減の7万700人
日本政府観光局(JNTO)による訪日外客数・出国日本人数の 2022年 3月の推計値がまとまった。訪日外客数は 6万 6100人(COVID-19(新型コロナウイルス)の影響前の 2019年同月比 97.6%減)となった。
2020年 1月下旬以降の COVID-19の世界的な拡大により、日本を含め多くの国々で海外渡航制限の措置を基本としつつ、その感染状況の変化にあわせ、緩和・強化が繰り返されてきた。 2021年 11月下旬以降、COVID-19の変異株(=オミクロン株)のまん延に伴い、当初は世界的に更なる規制強化の傾向が強まったものの、最近では規制緩和に方針転換する国・地域が増えてきている。
日本においては、2022年 3月から観光目的以外の新規入国が一定条件下で再開され、訪日外客数は 2021年7月以来8か月ぶりに5万人を上回ったが、観光目的の入国が引き続き認められない状況が継続している。
市場別では、韓国は 6700人(対 19年同月比98.9%減)であった。COVID-19の拡大により、日本政府による検疫強化(検査・待機等)、査証の効力停止等の対象となっている。中国は 9800人(対 19年同月比 98.6%減)。台湾は、2500人(対19年同月比 99.4%減)。香港は 500人(対 19年同月比 99.7%減)だった。
東南アジアにおいて、タイは 2200人(対 19年同月比 98.5%減)。シンガポールは 300人(対 19年同月比 99.3%減)。
豪州は 600人(対 19年同月比 98.6%減)。カナダは、400人(対 19年同月比 98.9%減)。米国は、3200人(対 19年同月比 98.2%減)だった。 このほか、出国日本人数においては 7万 700人(対 19年同月比 96.3%減)だった。
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