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2022年5月20日号 全国縦断マーケット調査 鳥取県

全国縦断マーケット調査 鳥取県

【月刊HOTERES 2022年05月号】
2022年05月19日(木)
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名峰大山(だいせん)

鳥取県を代表する観光のシンボルの一つは大山である。中国地方で最高峰を誇る山であり、日本百名山に名を連ねている。標高は 1709mで、雪を冠った姿は特に美しく、日本の名峰富士に比較され、伯耆富士とも称される。古くから神聖な山として信仰の対象でもあった。また、大正、昭和にかけて発表された小説「暗夜行路」(志賀直哉作)では主人公が真夜中に大山に登るくだりがあり、文学作品の舞台にもなった。現代では、夏山登山、キャンプ、スキーなど、四季を通じてアウトドアライフを楽しむ場となっており、年間 130万人が訪れる。観光スポットとしては、標高 900mから大自然を望む絶景リゾートといわれる桝水高原があり、大山西側の山麓に広がっている。その他、神秘的な光景が広がる絶景スポットとして鍵掛峠があるほか、開運を求める参拝者が多い「金持神社」などもある。
 
県民所得は全国最下位

鳥取県の面積は 3507.1km2で全国 41位と、奈良県より小さく、佐賀県より大きい。人口は 55.7万人で全国 47位。島根県より小さく全国で最も少ない。年齢構成をみると、14歳以下の幼年人口は 12.4%、15~64歳の生産年齢人口は 55.5%、65歳以上の老年人口は 32.0%で、全国と比較すると、老年人口比率が高くなっている。県民分配所得は 1.4兆円で全国最下位の47位。一人当たり所得は 248.5万円であり、全国で宮崎県に次いで 46位となっている。産業別構成比をみると、第 1次産業は 2.8%、第2次産業は 22.3%、第 3次産業は74.8%で、全国平均と比べると第 3次産業比率が高い。工業出荷額は 0.8兆円で全国 45位、人口当たりは 142.3万円で全国 39位となっている。
 
ホテル旅館の施設数が伸びている

飲食店数は 14年で 2778店。内訳をみると、食堂・レストランが 285店で 10.3%、専門料理店が 735店で 26.5%を占める。その中で多いのは中華料理店の 224店で 8.1%を占める。次いで日本料理店が 193店の 6.9%と続いている。そのほか、すし店が 63店(2.3%)、そば・うどん店が 95店(3.4%)となっている。また遊興飲食店のバー・キャバレー・ナイトクラブは 694店(25.0%)、酒場・ビアホールは 382店(13.8%)と多く、両者で 38.8%を占める。以上のほか喫茶店は 399店(14.4%)、ハンバーガーなどその他の飲食店は 116店(4.2%)である。09年調査から飲食店が分離された「持ち帰り・配達・飲食サービス業」は 313店である。ホテル・旅館の施設数は 19年で 604軒、客室数は9971室で、2010年からの伸び率をみると、施設数は全国の▲9.9%に対して当県は 30.7%、客室数は全国の 8.9%に対して当
県は▲ 10.8%の伸びで、施設数が平均を上回っている。

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