宿泊業3(前年比5件減)、飲食業39(前年比2件増)
東京商工リサーチは2022年 2月の「倒産月報」を2022年 3月8日に発表した。全国の企業倒産件数は 459件(前年同月比 2.9%増)、負債総額が 709億
8,900万円(同 5.1%増)となった。
件数は、2021年 5月以来、9カ月ぶりに前年同月を上回った。ただ、2月としては 2年連続で 400件台にとどまり、1990年(448件)に次ぐ低水準だった。
負債総額は、4カ月ぶりに前年同月を上回った。最大の倒産は、廃棄物処理・再生業のカンポリサイクルプラザ(株)(京都、特別清算)の負債 79億円だった。負債10億円以上は 9件(前年同月 15件)だったが、同50億円以上が2件(同 1件)と増加し、負債総額を押し上げた。一方、同 1億円未満は 340件(同 333件)で、全体の 7割以上を占め、小規模倒産を主体とした推移に変化はない。
2月の「新型コロナウイルス」関連倒産は、142件(前年同月比 23.4%増)で、2021年1月から14カ月連続 100件超で推移。
産業別は、10産業のうち、5産業で増加した。製造業が 52社(前年同月比10.6%増)と、2カ月連続で増加した。今後、幅広い業種で燃料価格の上昇や円安、ロシアのウクライナ侵攻などの影響が懸念される。
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