訪日は61.7%減の1万7800人 出国は54.0%増の7万5000人
日本政府観光局(JNTO)による訪日外客数・出国日本人数の2022年 1月の推計値がまとまった。訪日外客数は 1万 7800人で COVID-19の影響前の 2019年同月比 99.3%減となった。
2020年1月下旬以降のCOVID-19の世界的な拡大により、日本を含め多くの国々で海外渡航制限の措置を基本としつつ、その感染状況の変化にあわせ、緩和・強化が繰り返されてきた。
2021年 11月下旬以降、COVID-19の変異株(=オミクロン株)のまん延に伴い、当初は世界的にさらなる規制強化の傾向が強まったものの、最近では規制緩和に方針転換する国・地域がみられるようになった。
日本においては、2021年 11月上旬に商用・就労目的の滞在などについて一定条件で緩和されたものの、その後のオミクロン株の感染拡大に伴い、これらの措置も2022年2月末までの間停止されている。
市場別では、韓国は 1300人(対 19年同月比 99.8%減)であった。COVID-19の拡大により、日本政府による検疫強化(検査・7日間待機等)、査証の効力停止等の対象となっている。中国は 1500人(対 19年同月比 99.8%減)。台湾は、500人(対 19年同月比 99.9%減)。香港は 70人(対 19年同月比 100.0%減)だった。
東南アジアにおいて、タイは 400人(対 19年同月比 99.6%減)。シンガポールは 70人(対 19年同月比 99.7%減)。
豪州は 200人(対 19年同月比 99.8%減)。カナダは、200人(対 19年同月比 99.1%減)。米国は、1800人(対 19年同月比 98.3%減)だった。
このほか、出国日本人数においては 7万 5000人(54.0%増)だった。
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