宿泊業4(前年比5件減)、飲食業30(前年比23件減)
東京商工リサーチは2022年 1月の「倒産月報」を 2022年 2月 8日に発表した。全国の企業倒産件数は 452件(前年同月比 4.6%減)、負債総額が 669億4000万円(同 17.7%減)となった。 件数は、2021年 6月以降、8カ月連続で前年同月を下回った。1月としては2年連続で500件を下回り、1973年(449件)以来、49年ぶりの低水準。
負債総額は、3カ月連続で前年同月を下回った。負債100億円以上の大型倒産はゼロ(前年同月 1件)。同 10億円以上も12件(同 13件)にとどまった。また、同 5億円以上 10億円未満は 13件(同 16件)、同1億円以上5億円未満も83件(同94件)と、それぞれ前年同月を下回った。
同1億円未満は 344件(同 351件)で、全体の 8割ちかく(構成比 76.1%)を占め、依然として小規模倒産を主体とした状況が続く。
1月の「新型コロナウイルス」関連倒産は 120件(前年同月比 16.5%増、構成比 26.5%)で、21年 1月から 13カ月連続で100件超で推移。20年 2月からの累計は 2589件に達した。
産業別では、10産業のうち5産業で増加。コロナ禍が直撃した飲食業は 30件、宿泊業は 4件であった。
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