ダイナミックなブランドに戻る喜びを感じながらコロナ禍に求められるビジネスの形を追求
2021年10月1日、ロス・クーパー氏がグランドハイアット東京の総支配人に就任した。かつて副総支配人料飲担当としてグランドハイアット東京の 10のレストラン・バーと宴会の幅広い料飲分野を統括した後、アンダーズ 東京の総支配人を務め、日本のマーケットにおけるラグジュアリーライフスタイルホテルのブランド認知向上にも貢献してきた。
愛着あるグランドハイアット東京に戻ったクーパー氏は、20年以上に渡るハイアットグループでの豊富な経験と日本におけるマーケティングの知識をベースに、新型コロナウイルスが猛威を振るう厳しい時代にチームメンバーを率いて舵取りをする。コロナ禍に求められるビジネスの在り方を模索することで、いかにしてホテルを成長させることができるのかを追求するという難しい挑戦についてクーパー氏にインタビューした。
グランド ハイアット 東京
総支配人
ロス・クーパー 氏
1975年 8月 27日、ニュージーランド生まれ。97年オークランド工科専門学校(現オークランド工科大学)ホスピタリティマネジメント卒業(ニュージーランド)。98年グランドハイアットメルボルンのコーポレートマネージメントトレーニーを経て、パークハイアットメルボルンの開業準備に携わる。その後、同ホテル Radiiレストラン&バーのアシスタントマネージャー、宴会アシスタントマネージャーを歴任。2000年グランドハイアット香港のケータリングマネージャー就任。02年グランドハイアット香港の料飲部副部長就任。04年グランドハイアット香港の宴会部長就任。06年グランドハイアット香港の料飲部長就任。08年グランドハイアット東京の副総支配人料飲担当就任。11年グランドハイアット深.のホテルマネージャー就任。14年パークハイアット釜山の総支配人就任。16年アンダーズ東京の総支配人就任。21年10月1日グランドハイアット東京の総支配人に就任。現在に至る。