雨庵金沢(石川県金沢市)は 1月 11日、アメリカの国際デザイン賞「International Design Awards2021」を受賞したことを発表した。
同ホテルは(株)セイタロウデザインと(株)セイタロウデザイン金沢が企画・ブランディング・設計を手掛け、ソラーレホテルズアンドリゾーツが運営し、金沢の雨も旅の魅力となるようデザインされ 17年 12月にオープン。
過去にも、海外デザインの受賞は中国の「C-IDEA Design Award」のプロフェッショナル・カンパニー部門の金賞、韓国のデザインアワード「K-DESIGN AWARD 2021」を獲得している。
受賞にあたりセイタロウデザイン社の代表ブランディング&クリエイティイブディレクション担当の山崎 晴太郎氏は「雨庵の高い評価の背景には、地域特有の観光産業課題をデザインによって逆に価値に転換したこと。そして、それを宿泊体験として一貫して味わうことができる空間とサービス提供ができていることにあると思っています」と述べる。
雨の多い街であり、観光にとっての大敵な雨を魅力に転換しデザイン