宿泊業4(前年比4件減)、飲食業39(前年比19件減)
東京商工リサーチは 2021年 11月の「倒産月報」を2021年 12月8日に発表した。全国の企業倒産件数は 510件(前年同月比 10.3%減)、負債総額が941億 100万円(同 7.8%減)となった。
件数は、6カ月連続で前年同月を下回った。11月としては2年連続で500件台にとどまり、1965年(509件)以来、56年ぶりの低水準となった。 負債総額は、4カ月ぶりに前年同月を下回った。
11月としては1972年以降では、1989年(813億 1,400万円)に次ぐ 4番目の低水準。
負債 1億円未満は 370件(構成比 72.5%)で、依然として小・零細規模が主体に推移している。
11月の「新型コロナウイルス」関連倒産は、172件(前年同月比 91.1%増)で、3カ月連続で月間最多を更新した。
産業別では、建設業、製造業など5産業が減少、卸売業、運輸業など4産業が増加した。コロナ禍が直撃した飲食業は 39件(前年同月比 37.0%減)、宿泊業は 4件(同 50.0%減)とそれぞれ減少した。
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