浅草東武ホテル(東京都台東区)は10月 8日から11月 4日まで、開業 1周年記念として、1日 1室限定の「本格運転シミュレータールーム」をデイユースにて販売する。 36m2の客室を改装して作り上げた同客室は、東武鉄道で運転士訓練用に使用していた実物のシミュレーターを移設し、操作に応じて速度計などが動き、本物の運転台と同じ操作を体験できるのが特徴である。
また、モニターに沿線の車窓風景をCGでリアルに映し、出発駅や出発番線の設定や、閉そく区間ごとの制限速度の設定、通常時から異常時などさまざまな環境を再現する。
客室内は駅で使用しているものと同じ駅名標や電車の走行風景の写真などを装飾しデザイン。
デイユースの価格は1室1万200円(税・サ込み)、チェックインは 13:00から、チェックアウトは 17:00までである。なお、本格シミュレーターのため、12歳以上の利用を推奨している。11月 5日からは同客室を宿泊プランとして販売する姿勢である。
実際の訓練風景、実物のシミュレーターを移設してコンセプトルーム造成