小田急ホテルセンチュリーサザンタワー(東京都渋谷区)は 9月 24日、シングルルーム 82室をセミダブルへ移行する改装計画を発表した。第 1期計画ではこのうち 28室を完了し 9月 18日から販売開始している。 同プロジェクトはコロナ禍の終息を見据えた今後の海外マーケットの強化と将来的な増収を狙い、23m2のシングルルームをグロバールスタンダードを満たすセミダブル「コンフォートダブルルーム」へと移行するものであり、改装費は約 900万円、残りの 54室は来年度以降に順次改装を行なう予定である。
全客室 375室のうち約 21.8%のシングルルームを、内装などはそのままにベッドボードならびに日本ベッド社製の幅 150cm×奥行 205cmの特注サイズへ変更してセミダブル化する。改装前のベッド幅は 120cm、セミダブルは 13室であり、第 1期計画によりセミダブルが 41室へと変更した。
常務取締役総支配人兼営業部長の河村 治氏は「当ホテルでは、医療コンサルティングによる最新のエビデンスに基づく新型コロナウイルス感染症拡大防止対策を継続しています。ご利用される皆さまが笑顔で安心して過ごしていただくために、Withコロナ時代に “正しく恐れ ”ながら、国内外問わず多様なニーズと変化に柔軟かつ迅速な対応をし、今後もサービスの向上に努めていきたい」とコメントする。