“衣食住働遊”を通したライフバリューブランドを目指し事業拡大人間性の回復を提唱し宿泊業界にも参入
キャンプ用品を中心にハイエンドなアウトドア製品の開発・製造・販売を展開する(株)スノーピーク。2019年 7月には、新たなグランピング施設「スノーピークフィールドスイート 白馬・北尾根高原」をオープンし宿泊、観光業界へも参入。スノーピーク商品の使用感を実際に体験できる宿泊施設を開業するなど、力を入れている。コロナ禍でも業績を上げるアウトドアブランドが目指す先には、どのようなビジョンが広がっているのか、山井梨沙社長に聞いた。
(株)スノーピーク
代表取締役社長
山井 梨沙 氏
創立者の祖父・山井幸雄氏、現代表取締役会長の父・山井太氏から代々続く(株)スノーピークの 3代目。幼いころからキャンプや釣りなどのアウトドアに触れて育つ。2014年秋冬にアパレル事業を立ち上げ、培ってきた “ないものはつくる DNA“を受け継いだものづくりを、次世代のフィルターを通し発信。18年からはプロダクト全般の統括のほか、各種のプロジェクト運営など、新たな試みも率先して牽引。19年に副社長に就任。20年3月から現職に就く