2021年9月24日号　特集　産学連携の強化で、社会と自社課題を解決する！

特集　産学連携の強化で、社会と自社課題を解決する！

【月刊HOTERES 2021年09月号】

2021年09月22日(水)

コロナ禍で社会的に大きな変化が起こった一つとして、学生の「就職活動」が挙げられる。とりわけ大学生から人気の高い大手航空会社を含む観光関連の大企業が 23卒生の採用を見送る方針を発表しており、観光業を目指す学生のモチベーションは大幅に低下。対面の授業がオンラインの授業となり、本来は人と触れ合う楽しさから観光業を目指していた学生の多くが、その楽しさを見つけ出せない状況が続いている。こうした社会的事情の中、慢性的な人手不足に悩んでいたホテル企業が、コロナ収束後を見据えて、優秀な人材発掘や新卒採用に向けた動きの一つとして、産学連携の強化に取り組んでいる。本号ではその一例を取り上げた。

INDEX

22　総論

コロナ禍を逆手にとり、大企業に目が向いていた優秀な学生を引き込む

24　寄稿

東京経営短期大学　観光ホスピタリティコース　supported by Hotel Okura コース長　濱崎統

2021年度に開始した「観光ホスピタリティコース supported by Hotel Okura」で、ホテルオークラならではの伝統や技術を継承し、人材育成をより強化していく

28　インタビュー

（株）KPG HOTEL & RESORT　取締役社長兼 COO　田中正男氏
沖縄と長崎の両拠点の大学で観光業の経営を教える産学連携講座を開設

30　レポート

神戸メリケンパークオリエンタルホテル（（株）ホテルマネージメントジャパン）×流通科学大学
未来に向かう分岐点を迎えたホテル業界にとって産学連携は大きな変化をもたらす原動力となる

32　データファイル

タメニー
デジタルネイティブ世代はオンライン就活に肯定的。
コロナ禍でも安全安心、移動時間や交通費節約に今年の就活生の 9割がオンライン採用選考を経験