現在の「岡崎つる家」、日本の皇室や貴賓が京都を訪れる際に利用される施設
IHGホテルズ &リゾーツ(日本支社・東京都港区)と GIキャピタル・マネジメント(株)(本社・東京都千代田区)は8月 10日、京都府京都市にて展開する「リージェント京都」の契約を締結し、2024年に開業することを発表した。
「リージェント」は IHG社が 2018年 3月に買収し、ラグジュアリー&ライフスタイルのカテゴリーで、同社が展開するブランドの中で最高級のランクに位置づけ、今回、日本国内では初展開のブランドとなる。
左京区岡崎東天王町の老舗料亭「岡崎つる家」跡地にてオープンし、同料亭は 1928年に開店し、日本の皇室や貴賓が京都を訪れる際の宿泊・会食施設として利用されてきた歴史を持つ。
同ホテルは 86室の客室規模で、付帯施設は新たに誕生する料亭「岡崎つる家」、オールデイダイニング、ロビーラウンジ、バーの四つの料飲施設を備える。ほか、フィットネスセンター、スパも展開する。
IHGホテルズ &リゾーツの開発ヴァイスプレジデントアビジェイ・サンディリア氏は「リージェント京都は東洋と西洋のニュアンスが自然に融合した体験と、優雅さ、そして卓越したサービスを求める日本や世界中の旅行者の心に響くと確信しています」と述べる。
GIキャピタル・マネジメントのチーフ・インベストメント・オフィサー菅原栄氏は「深い伝統、高貴かつ想像力豊かなデザインを持つリージェントは、京都に現代的な高級感をもたらすでしょう」と述べる。
同ホテルは新たに誕生する料亭「岡崎つる家」をはじめ、四つの料飲施設を備える