(株)星野リゾート(本社・長野県北佐久郡)は 7月7日、熊本県熊本市にある旧熊本パルコ跡地にて着工中の「下通GATEプロジェクト」(仮称)内にて、2023年春に新施設をオープンすることを発表した。
熊本市電「通町筋」から徒歩 1分の位置にある旧熊本パルコは、建物の老朽化などにより20年 2月に閉館。建物所有者の山陽(株)(本社・熊本県熊本市)は今年 7月 1日より、同跡地に地下 1階地上 11階建て・延床面積9992.42m2の「下通 GATEプロジェクト」の着工を新たに始めた。
建物の地下 1階〜地上 2階に(株)パルコ(本社・東京都渋谷区)の商業施設がオープンし、3〜11階に星野リゾート社が出店する計画である。
星野リゾート社は九州エリアでは 6店舗目、熊本県では初出店となり、展開ブランドは未定である。設計は(株)竹中工務店と佐々木達郎建築設計事務所、施工は(株)竹中工務店が担う。
室数は 160室を予定しており、付帯施設はカフェテリア、ショップ、パブリックスペース、屋外テラスとなる。
同社は「観光地へのアクセスも良好なこの場所から、豊かな食や歴史文化を背景に持つ熊本の魅力を、滞在を通して発信していきます。2016年の熊本地震から復興を遂げる、熊本市の『新たな街のシンボル』となることを目指しています」と述べる。
熊本城まで徒歩 4分のアクセス