訪日は501.3%増の1万人出国は443.4%増の3万100人
日本政府観光局(JNTO)による訪日外客数・出国日本人数の 2021年 5月の推計値がまとまった。訪日外客数は 1万人(前年同月比501.3%増)となった。これは、COVID-19(新型コロナウイルス感染症)感染拡大防止策の.環として.部の例外を除いて国境を跨ぐ往来が停止されていることによるもので、COVID-19の影響前の 2019年同月比99.6%減に相当する。なお、観光目的の.国は引き続き認められていない。
2020年 1月下旬以降の COVID-19の拡大により、多くの国で海外渡航制限等の措置が取られ、日本においても検疫強化、査証の無効化等の措置が取られる中で、COVID-19の感染状況の変化により日本及び各国の措置は緩和・強化が繰り返されてきた。日本においては、変異株の感染拡大防止や日本国内における感染抑止のため、新規.国の.時停止、ビジネストラック・レジデンストラックの運用の停止、検疫の強化等の措置が引き続き取られており、訪日外客数は先月同様、低水準となった。
市場別では、韓国は 1,000人(対 19年同月99.8%減)であった。新型コロナウイルス感染訪日外客数(JNTO推計値)症の拡大により、日本政府による 14日間の隔離等、査証の効力停止等の対象となっている。
中国は 1,800人(対 19年同月比99.8%減)。台湾は、300人(対 19年同月比99.9%減)。ともに日本への直行便は、21年 6月も引き続き.幅な運休・減便となっている。香港は 70人(対 19年同月比100.0%減)だった。
タイは 200人(対 19年同月比99.8%減)。出国制限はないものの、タイ民間航空局はタイ政府が許可した臨時便、特別便を除き、通常旅客便の運航を引き続き禁.している。
シンガポールは40人(対 19年同月比99.9%減)。マレーシアは、100人(対 19年同月比99.8%減)。インドネシアは、300人(対 19年同月比99.0%減)。フィリピンは 600人(対 19年同月比99.0%減)。ベトナムは 400人(対 19年同月比99.0%減)。インドは 500人(対 19年同月比97.5%減)。
豪州は 90人(対 19年同月比99.8%減)。カナダは、60人(対 19年同月比99.8%減)。米国は、1,000人(対 19年同月比99.4%減)。米国政府により、日本への渡航はレベル3の「渡航の再検討」とされている。
このほか、出国日本人数においては 3万 100人(前年同月比443.4%増)だった。
日本政府観光局(JNTO)
http://www.jnto.go.jp/jpn/
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