負債総額840億9800万円 宿泊業3(前年比22件減)、飲食業54(前年比26件減)
東京商工リサーチによる2021 年4月の「倒産月報」が2021 年5 月13 日に発表。全国の企業倒産件数は477 件(前年同月比35.80%減)、負債総額が840億9800 万円(同41.99% 減)となった。
件数は、2020 年7 月から10 カ月連続で前年同月を下回った。4 月度では、1990 年の526 件を下回り、1972 年以降の50 年 で最少だった。コロナ禍の支援効果で企業倒産の抑制が続いている。
負債総額は、2 カ月ぶりに前年同月を下回り、4 月度では1972 年以降の50年 で、1972 年(472 億1500 万円) に次ぐ、3 番目の低水準だった。
産業別では、10 産業のうち、不動産業を除く9 産業で減少した。飲食業(80 → 54 件)や宿泊業(25 → 3 件)を含む「サービス業他」は157 件で、8カ月連続で減少した。
また、4 月度の「人手不足」 連倒産のうち、「後継難」は27 件(前年同月38 件)。「新型コロナウイルス」 連倒産は134件(前年同月72 件) 発生。2021 年に入り、4 カ月連続で100 件を超えた。2020 年2 月からの累 は1299 件に達した。
----
※各種図表など詳細なデータにつきましては本誌ご購入をお願い申し上げます。
2021年6月18日号ご注文フォームはこちら
https://ec.hoteresonline.com/products/list.php
----