中国深圳発の最新型配膳ロボット「BellaBot」は日本初上陸。バースデーソングを歌うなどのシチュエーションにかなったサービスを搭載しており、表情豊かな点などかわいさが人気だ。プログラムをカスタマイズすることによりさまざまなサービストークをインプットすることが可能になっている
野生の乾燥きのこをじっくり煮込んだ黒湯(ヘイタン)、通称“秘伝のブラックスープ”で食すフレッシュきのこしゃぶしゃぶが人気の「シャングリラズシークレット」が中目黒に新店舗「シャングリラズシークレット中目黒店」をオープンした。
一人一鍋のスタイルはそのままに、同店ではお客さまのニーズにあわせたメニュー選択を提案すべく5種類の効能別鍋を用意した。“発酵トマトチーズ鍋”や“ぷるぷるコラーゲンホルモン鍋”など滋養強壮や美肌効果などが期待できる従来のメニューにアレンジを加えたものに加え、ベジタリアン対応の“ベジきのこ鍋”がラインナップするなど多様化する食のニーズが反映されている。
また時代のニーズにも同社は敏感だ。今回、日本初上陸の配膳型ロボット「BellaBot」を導入し非接触型のサービスを提供することでお客さまおよび従業員両面の安心と生産性の向上を図る取り組みに着手した。「BellaBot」は今後、他店でも導入していく予定だという。ちなみに同社ではコロナ禍における外食の不安を軽減したいという思いから「BellaBot」の販売にも着手した。
今後は薬膳きのこ鍋に加え、非接触型配膳ロボットの導入・販売と窓口を広くすることで時代に沿った“NEWノーマルな飲食店経営”を目指していくという。さらに以前より取り組んでいる杉の間伐材を使った割り箸の使用や“作る責任、使う責任”を使命とした地方創生によるキノコ生産者の応援や人種や国籍にとらわれず、グローバルな視点に立った外国人の積極的採用などSDGsの取り込みにも引き続き力を入れていくという。
変異型の蔓延などコロナ禍も第4波を迎えた今、外食産業は非接触型サービスの導入を真剣に検討すべき時を迎えている。ぜひ同店の取り組みを参考にされたい。
シャングリラズシークレット中目黒店
http://www.shangrila.jp/nakameguro