イタリアンクラッシックモダンなデザインがお客さまを出迎える。ランチ、ディナータイム以外にカフェタイムにも食事ができ、バルエリアにはカウンター席が用意されているなど多様な使い方ができる仕様になっている
スティルフーズが久々にイタリアン業態を手掛けた。東京ミッドタウンにオープンした「BAROLO」だ。今回のオープンは同ロケーションで運営していた「ロティ」の更新がきっかけになったという。久しくイタリアン業態から遠ざかってきた社長の鈴木氏が今この時期に、原点回帰のイタリアン開業を思い立った理由は“日常的に食べられる、本当に美味しい店をいつか自分で作りたい”、そんな想いが高まったからだという。その想いはオンメニューさせた料理を、日本風や現代的にアレンジせず、本格的で伝統的なイタリアンとして出すというこだわりに反映されている。
料理に使われる食材は日本各地から美味しいものを取り寄せ再現することにもこだわった。これら丁寧に選ばれた食材はどれも上質で力強い美味しさを持っており、その美味しさを最大限に活かすべく、革島宏一氏が監修した料理はどれもとてもシンプルに仕上がっている。ワインもカジュアルに楽しんでもらいたいとの思いから数多くの銘柄が揃えられており、店舗名にもなっているバローロは常時10種類が用意されており、おすすめ銘柄も日替わりでバイザグラスで用意されている。
エントランスにはバールも設置されており、ダイニング利用のみならずアペリティーボでも楽しめるスタイルになっているところも嬉しい。今回店舗名として選んだ「BAROLO」にはイタリアワインの王様と呼ばれるバローロのように5年、10年と東京の地で熟成し、バローロのように愛される店に育てたいという思いからだという。“居心地の良い、笑顔溢れる食卓”となるべく、鈴木氏が久々に手掛けたイタリアンをぜひ楽しまれたい。



