ログイン
検索
  • TOP  > 
  • 記事一覧  > 
  • 2021年1月22日号 サービス・イノベーション-Part2~現場と本部が一体で進めるイノベーション~
2021年1月22日号 サービス・イノベーション-Part2~現場と本部が一体で進めるイノベーション~

206 2021年 自己主張の年に(1)

【月刊HOTERES 2021年01月号】
2021年01月20日(水)
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

「何を」「誰に」向けたオンリー・ナンバーワンになるべきか

 濃い霧は、自社の商売の輪郭を見えにくくする。宿泊業や飲食業の方々に限らず2021 年の立ち上がりは、霧の中にいるような感覚にあるだろう。霧の中にいるということは、お客さまに見つけてもらいにくい状況にあるということである。はっきりとした自己主張をしていなければ、主張が自分本位ではなく相手本位のものでなければ、選ばれないということである。

20 年末、繁盛している旅館がある。レストランがある。商売がある。例えば、カップルでの利用をとことん考え抜いた旅館である。ハレの日を彩ることを徹底的に磨き上げたレストランである。あんパンを媒介にできることすべてを展開するベーカリーである。利用者さんの生活改善に一丸になる介護マッサージ業である。市場は、昨対7 割、自社は繁盛している。

Profile
岡村衡一郎
(おかむら・こういちろう)

1971 年生まれ。亜細亜大学卒。(株)船井総合研究所を経て、2004 年(株)スコラ・コンサルト入社。120 社を超える企業変革を支える。「会社が変わるとは何か」、「人がイキイキ働くには何が必要なのか」を考え続け、「一品」という変革コンセプトを発見、体系化する。支援先の起源や今あるリソースを足場に、「あるもの」から「ないもの」を生み出す一品イノベーションに多くの経営者ファンを持つ。変わるためのテコをあぶりだす「経営者オフサイト」、「『一品』で会社が変わるワークショップ」を主催。著書に『一品で会社を変える』(東洋経済新報社)、『30 代でチームのリーダーになったら最初に読む本』(同社)など

ご意見・ご質問お待ちしております
okamura-kouichiro@scholar.co.jp

月刊HOTERES[ホテレス]最新号
2024年12月15日号
2024年12月15日号
本体6,600円(税込)
【特集】本誌独自調査 全国ホテルオープン情報
【TOP RUNNER】
スタジアムシティホテル長崎(株)リージョナルクリエーション…

■業界人必読ニュース

■アクセスランキング

  • 昨日
  • 1週間
  • 1ヶ月
CLOSE