その一方で、女性では逆に近場を求める声も多く見られます。ファミリーでの観光ニーズが強いほか、宿泊施設に対しては感染症拡大防止対策の実践とともに、「おいしい食事」や「おもてなし」等これまで同様のサービス提供が求められていました。新型コロナウイルス感染症に対する恐怖心から、移動手段についてバス利用に懸念を抱く顧客層が増加しています。弊社が実施したアンケート調査(全国男女200 名、2020 年5月、弊社調べ)において、バスについては、「使用したくない」との回答者割合が13.5%、「やや使用したくない」との回答者割合が23.5%という結果でした(合計37%)。
2020年11月6日号 新しい視点「ホテルの価値」向上理論 ホテルのシステム思考
第419回 ホテル価値の目『コロナ禍における顧客ニーズ調査結果』
【月刊HOTERES 2020年11月号】
2020年11月02日(月)