一部の施設を除き厳しい環境が当面続くであろうことが予想される中ではありますが、こういう時はマクロはもちろん、ミクロの取り組みをないがしろにしないことが来年以降の回復期に大きな差を生むのではないかと考えています。
ここに来て、というよりも少し遅い印象はありますが、チェーンの中でも固定賃料契約もしくは固定賃料比率の高かったホテルおよびホテルチェーンが先行きの不安から対策をしなくてはと模索を始めているという話が聞かれるようになってきました。ホテルの損益における賃料は非常に重く、実は早いところでは1〜2月から交渉を始めていたところもあり、そういうところは5月くらいにはおおよその賃料減免の目処をつけられていましたので、大きな差です。
2020年9月25日号 On the Front Line/岩本 大輝
On the Front Line/岩本 大輝 “守り”と“攻め”
【月刊HOTERES 2020年09月号】
2020年09月24日(木)