アメリカとの激戦地という暗く悲しいイメージだけでなく、かわいらしい雑貨品や、安くておいしいフードにあふれた観光地、といった活気ある明るいイメージが定着したベトナム。近年ではさらに「リゾート地」としての新たな表情を見せている。
2015 年のゴールデンウィーク期間中、ホテルの予約数が前年比の160%と世界第一位の伸び率を記録したベトナム中部の都市「ダナン/ Da Nang」(楽天トラベル調べ)。日本、中国、韓国の3 カ国にとって、近場であり、さらに現地の物価が安いという好条件から、ドル安だった2012年以降、急激に注目を集め始めたリゾート地である。特に日本においては、昨年7 月から成田―ダナン間の直行便が結ばれたことで、さらに「気軽に行けるリゾート」として知名度を高めつつある。