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第4回 ベトナムで芽吹く日本のホスピタリティー精神 

ハノイの土産業界への新規参入はねらい目か!? 日本人がオーナーを務める土産屋の今後の需要を考える

【月刊HOTERES 2015年10月号】
2015年10月02日(金)
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ハノイで日本人がオーナーまたは店長を務める土産屋は、2015 年現在数えるに両手で足りるほどしかない。日本人観光客と在留日本人が年々増加している実態と現在の日本人オーナーの土産屋の特徴から、今後の需要を考える。
 
 ベトナムを訪れる日本人観光客は、年々増え続けており、ここ10 年を見ても2005 年の約32 万人が2014年には約65 万人(Vietnam National Administration of Tourism)に。また仕事や留学等で長期ベトナムに滞在する日本人の数も2012 年の4149 人が2014 年には5592 人へと増加している(外務省)。その背景として、日本からベトナム各地への直行便が就航されたり、ベトナム観光総局が日本人観光客の誘致を積極的に考えていたりする状況があり、今後も観光分野(旅行・ホテル・土産屋業界など)の盛り上がりが期待されている。
 
 現在ハノイに土産屋は数え切れないほど多くあるものの、日本人オーナー(または店長)の店はまだまだ少ない。とはいえ今が新規参入のチャンスなのか。これについては、現状分析から今後の需要の有無を考える必要がある。

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