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酒のSP

「昨日の自分を超えろ!」 バカルディ レガシー 日本大会は岡沼弘泰氏が優勝

【月刊HOTERES 2019年03月号】
2019年03月15日(金)
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5人のファイナリストは左から、西野真司氏、高宮祐輔氏、岡沼弘泰氏、佐藤麻美さん、水岸直也氏

高く評価された岡沼氏の技術。ファイナリスト5人で造り上げた決勝の空気感

 優勝した岡沼氏は情熱あふれるプレゼンテーションと技術力の高さで抜群の評価を得た。“ 昨日の自分を超える”というスローガンはセミファイナルからの3カ月にわたるプロモーション期間中、バー業界の中でもとりわけ多く飛び交っていた。「変わりたい、変わるんだ!」という決意を込めた語りは多くの人の心に刺さったはずだ。さらに、その調合技術も光った。審査員でBLCC2015年世界大会優勝者のフランク・デデュー氏は「カクテル、技術などすべてにおいてすばらしく、英語力さえ高めればこのままで世界チャンピオンになれる」と高く評価。The World’s 50Best Bars アジアアカデミーのヴィヴィアン・ペイ会長も「ファイナリストの中で最も経験が豊富で、全体のバランスにも優れていた。カクテルも、もう一杯飲みたくなるような出来だった」と語った。
 

 

高宮裕輔氏(TIGRATO、東京・四谷)
西野真司氏(Woodberry Coffee Roasters、東京)
佐藤麻美さん(PullmanTokyo Tamachi、東京・田町)
水岸直也氏(TRUNK、東京・渋谷)

 また、BLCC2012世界大会優勝者の後閑信吾氏は、「差が歴然としていた。カクテルやストーリー構成などすべてが仕上がっていた。英語で“likable”と言われる、岡沼さんを好きにさせるような魅力あふれるプレゼンテーションだった」と総括した。
 
 優勝した岡沼氏は5月にオランダ・アムステルダムで開催される世界大会への出場が決定。「ファイナリストの気持ちを背負って頑張りたい」と語ったところにも感じられる通り、今大会にはファイナリストの一体感があった。ファイナル前に5人のカクテルをお披露目するイベントなど、ファイナリストからの発案によって彼らが行動を共にする機会が増えたと聞く。5人で走ったファイナルまでの3カ月。名誉ある終戦を迎えた4人にも、大いなる祝福を送りたい。

 


優勝作品「EVOLVER」

 
■優勝作品「EVOLVER」
 アーネスト・ヘミングウェイの言葉に触発され、“ 昨日の自分を超える” をコンセプトに、人生を一歩踏み出すための勇気を表現。
 
《Recipe》バカルディ スペリオール 40㎖/マルティーニ ビター 15㎖/ベルベットファレナム 15㎖/フレッシュ レモンジュース 15㎖/アブサン3dashes /オレンジピール
 
■岡沼弘泰氏  表彰式インタビュー
 
「まず3 カ月一緒に戦った皆さま、お疲れさまでした。ファイナリストみんながそうでしたが、ここにいる皆さんのサポートがなければ頑張れなかったと思います。皆さま本当にありがとうございます。世界大会に向けて、この4 人の気持ちを背負ってしっかり頑張ってまいります。最後にひと言、(師匠である久保俊之氏に向けて)どうだ久保!見たか!」
 
■審査員

パフォーマンス審査:早川惠一(NBA 会長)/小森谷弘(HBA 会長)/山野井有三(PBO チェアマン)/フランク・デデュー(BLCC2015 世界大会優勝)/後閑信吾(BLCC2012 世界大会優勝)/ヴィヴィアン・ペイ(The World’s 50 Best Bars アジアアカデミー会長)
プロモーション審査:小山薫堂(放送作家・脚本家)/後閑信吾 *敬称略

 

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