水明のボトルデザインそのままに味わいも清らかで、飲み飽きしない味わい
ホテルスタッフ参加による米と酒造り
ザ・リッツ・カールトン京都(マーク・ノイコム総支配人)は2 月14 日、ホテル開業5 周年を記念したプロモーションの一環としてホテルオリジナルのスパークリング日本酒「水明」を発売した。これは、日本酒「七賢」を造る山梨銘醸(山梨県北杜市、北原対馬社長)とのコラボレーションによるもので、ホテルスタッフが山梨銘醸の契約畑に出向き、田植えや収穫、酒造りの行程にも参加して造り上げた。
醸造の過程で、サントリー山崎蒸溜所のウイスキー樽を使用して熟成を施したのも特徴的だ。ホワイトオークにシェリー、ワイン樽のほか、ミズナラの4種の樽を用いて繊細な奥行きをもたらしている。品名の「水明」は、ザ・リッツ・カールトン京都が立地する鴨川の流れと、この酒の水源であり「日本の名水百選」に選ばれた山梨・甲斐駒ケ岳の伏流水に共通する言葉として名付けられた。ラベルデザインは京友禅作家の上村米重氏によるもので、「水明」の言葉から想像する雪解けの早春暖かな日差しと水の色を染めで表し、鴨川の音を墨の線で表現している。