ホテルやレストラン業界は非常に狭い。あなたの人柄、今の仕事ぶりは、必ず誰かの口によって人に伝えられることになることを認識しなくてはならない。
「To whom may concern」から始まる手紙を、あなたはいくつ持っているだろうか。日本企業ではなじみがないかもしれないが、リファレンスレターと呼ばれるものだ。退職時などに働いていた職場の上司や社長から「彼は私と一緒に働いていました。スタッフとして素晴らしい仕事をしてくれました」という推薦状のようなもので、日本以外で働いていると当たり前のものであり、これがどれだけあるかというのは次の転職時にとても重要になる。