日本の少子高齢化が進む一方で観光市場は拡大していく中、採用難がより深刻になっていくのは明らかである。それを見据えた取り組みを今できているかが、近い未来の勝ち負け大きく分けることになる。
先日行なわれた第百九十七回国会における安倍晋三内閣総理大臣所信表明演説において、安倍首相は外国人労働者受け入れを推進していく考えを公表した。それを受けて日本経済新聞社が人手不足の分野での外国人労働者の受け入れ拡大の賛否について世論調査を行なったところ、賛成が54%、反対が34%と賛成が半数を上回ったという。また、18 〜29 歳の6 割超が賛成するなど、年齢が低いほど賛成意見が多かったそうだ。