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第44回 “風の人”山下裕乃の「THE SHARE」 第44回 

過去経験による予測は予測として成り立たたず ~産業や国の境を越え未来予想の中で見合った尺度探しを~

【月刊HOTERES 2018年09月号】
2018年09月14日(金)
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 私たちは秒速単位で自身の身を守り、ときには次なる飛躍の突破口を見出しています。その原点は“予測”です。意味を辞書で調べると「ことの成り行きや結果を前もっておしはかること」と記されています。これまでは正しい予測をするために過去の経験値が重視されてきましたが、私たちの取り巻く環境が目まぐるしく変化している中で、それだけでは正しい予測ができない状況となってきました。
 
 例えば身近な例で言えば、道を歩いているとき対面する人と鉢合わせにならないよう、私たちは瞬時に次のアクションに移しています。最近ではキャリーバッグをひいて歩いている人が増えましたので、突然止まってもつまずかないような距離感を持って後ろについています。すれちがうときも同様です。すれちがったときぶつからないような態勢で切り抜けています。これらは経験値から相手の動きを瞬時に予測して無意識に行動している例です。

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