本誌は、一昨年、2016 年6 月17 日号で創刊50 周年という節目を迎えた。それだけ長くホテル業界での専門誌刊行ということに携わっていると、方々の団体から理事などの要職を要請される機会が多い。その中で、理事を務めさせていただいている団体でユニークな活動を展開しているのが、財団法人宿泊施設活性化機構、通称JALF(伊藤泰斗事務局長)。
5 月15 日、同機構が発足から3 回目となる「日本宿泊ダボス会議」を衆議院第1 議員会館で開催した。冒頭には、観光庁の水嶋智次長による「観光庁が現在目指している観光経済政策」と題した開会あいさつがあり、以下、実に多彩なプログラムの構成で、当日集まったホテル、旅行関係者の耳目を集めた。