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連載 51 ㈱龍名館  濱田裕章氏 新橋六丁目計画 開発準備 小さな会社のブランド構築

連載 51 制服、社内での協議

【月刊HOTERES 2018年04月号】
2018年04月13日(金)
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㈱龍名館 
濱田裕章氏

制服

 先日、新ホテルの制服コンセプトに関するプレゼンテーションをデザイナーの方にしていただきました。弊社の社長はじめ、開業準備室以外のメンバーにも多く参加いただき、普段限定的なメンバーで行なっている部分に対して少しでも新ホテルの印象を伝える機会にもなったのではないかと感じています。
 
 以前の連載でも記載した通り、弊社ではオリジナルデザインの制服を制作することは初めてであり、今回の機会を通していろいろと勉強させていただいたので、少しでも皆様のご参考になればと思いここに書かせていただきます。
 
 まずはじめにご提案いただいたのは服の型でした。例えば女性の場合であればパンツかスカートか。男性であればネクタイかノーネクタイか。これらは明確にちがいがあり分かりやすい例のですが、その他細かい部分も多くあり、襟、袖などすべての部分を含めた型をご提案いただきました。しかし、男性の私だとなかなか馴染みのない初めて聞くデザインに関する単語も多く、いかに普段自分自身が服に関して意識をしていないかを知る機会でもありました。
 
 この型ですが、ご提案いただいたときは色がなく、紙に描かれた二次元の型のみであったため、服のデザインに慣れていない私たちにとってはなかなか想像がしづらいものでした。イメージとしてサンプル写真を添付いただいていましたが、逆にその写真のモデルさんの印象や服の色、生地素材などに振り回され、理解するのにだいぶ時間をかけてしまいました。今でこそ社内で協議を重ねていく時間を通してイメージができてきましたが、最初は「これでは判断しづらい…」という印象が強く、デザイナーを困らせてしまったと感じています。
 

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