どのようなビジネスにおいてもそれを長く続けていると自分たちのやっていることが当たり前になり、ゲストが感じる違和感に気づけなくなるということは少なくない。提供商品やサービス、価格など、自分たちにとっての“当たり前”が目の前のゲストにどう映るのか、見つめ直してみるのも良いかもしれない。
先日、ある有名旅行誌の編集長や富裕層エージェントと話をする機会があり、非常に興味深い話を聞いた。その編集長は仕事柄国内外のラグジュアリーホテルで滞在をしたり、食事をしたりすることも多いそうだが、日本のホテルのサービス低下が著しいと話すのだ。
FROM THE PUBLISHER ——太田 進——
自分たちの‘当たり前’
【月刊HOTERES 2017年12月号】
2017年12月01日(金)