最近では人材不足などによるホテルのサービス低下が指摘されているが、ゲストのレベルも同様に低下しているのが実情であろう。そのような中で、われわれがどれだけ成長できるかが鍵であり、最終的にそれはどれだけ実践を積み重ねるかということに尽きる。
先日の日本経済新聞に「客の迷惑行為を7割経験」という見出しで、流通業などの労働組合でつくるUA ゼンセンの調査の結果について触れていた。それによると来店客から暴言や暴力などの悪質なクレームを受けたことがあるかというアンケートに、73.9%にあたる約3 万6 千人が「ある」と回答したというものだ。
FROM THE PUBLISHER ——太田 進——
ゲストに期待をしない
【月刊HOTERES 2017年12月号】
2017年12月08日(金)