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第3回 廣瀬好伸  「かしこい飲食店」のお金の話 

第3回 だるま理論でお金に強い会社になる

【月刊HOTERES 2017年02月号】
2017年02月24日(金)
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㈱ビーワンフード
代表取締役社長
公認会計士/税理士
廣瀬好伸氏
Yoshinobu Hirose
京都大学在学中に公認会計士試験に合格し、あずさ監査法人に入社。主に銀行の監査に従事し、銀行の融資ルールを実地で学ぶ。その後起業し、その経験・ノウハウと公認会計士・税理士というノウハウで、飲食業に特化した「お金の専門家」として飲食店の成長をお金の面から支える㈱ビーワンフードと税理士法人ミライト・パートナーズを経営。『1 店舗から多店舗展開 飲食店経営成功バイブル 23の失敗事例から学ぶ「お金」の壁の乗り越え方』(合同フォレスト)を上梓。

飲食店に特化してお金に関するコンサルティングを提供する株式会社ビーワンフードの代表取締役を務める公認会計士/税理士の廣瀬好伸氏が、お金にまつわるケーススタディーを語ることで、飲食店経営における問題点と解決の糸口を探っていく。連載第3 回は、「だるま理論でお金に強い会社になる」というテーマで語っていただいた。

『夢を叶かなえる会社は、
お金に強い会社である』
 
 夢を叶えた会社の中で、この言葉に当てはまらない会社はないと言っても過言ではありません。そもそも、夢を叶えるためには「倒産せずに夢を追い続けられる会社」でなくてはなりません。
 
 ある調査によると、飲食店が1 年以内に閉店する確率は約3 割だそうです。さらに、5 年以内には約7 割、10 年以内には実に約9 割が閉店すると言われています。つまり、10 年後まで生き残れる飲食店は、10店舗中約1 店舗しかないということです。

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