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Vol.8 2017年新年号 特集Ⅰ「わが社の10年後」  Vol.8  ㈱スーパーホテル 会長 山本 梁介 氏

自律型感動人間がつくる21世紀型 ラグジュアリーLOHASホテルを目指して

【月刊HOTERES 2017年01月号】
2017年01月20日(金)
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㈱スーパーホテル 会長 山本 梁介 氏

 
 日本経済の成長戦略の柱として、グローバルに日本の魅力を発信する観光立国の実現に向けてさまざまな施策が積極的に推進される中、東京オリンピック・パラリンピックが開催される2020 年に向けて、観光産業は日本経済・地方創生の未来にとって今後ますます重要な役割を果たすと期待されています。
 
 昨年は、スーパーホテルLohas 地下鉄四つ橋線・本町24 号口、戸塚駅東口、千葉・市原、鹿島、東京・錦糸町駅前、三原駅前がオープンし、国内118 店舗となり、東京都内も20 店舗になりました。
 
 またおかげさまで昨年は私どもの「日常の感動とLohas サービス」が高く評価され、第1 回日本サービス大賞優秀賞を受賞、2016 年度 J.D. パワー“ ホテル宿泊客満足度3 年連続№ 1〈1 泊9000 円未満部門〉” をいただくことができ、大変光栄に思っております。
 
 私どもスーパーホテルでは、地域を活性化してくださるお客様を地域の応援団ととらえ、私どものホテルでぐっすり眠って元気にご出発していただくことがひいては地域貢献につながるとの思いで、地域№ 1 のホテルづくりに挑戦し、質の高いサービスを提供するエクセレントカンパニーを目指しています。お客様の喜びを自分の生きがいとする自律型感動人間を育成し、地域の活性化に結び付けることが、これからのエクセレントカンパニーであると考えております。そして、「人も地球も元気にする」という環境理念のもと、お客様の健康と地球環境の保護という新たなコンセプトであるLOHAS に取り組んでおります。
 
 20 世紀は資源多消費型のサービスがホテルのラグジュアリーでした。しかし、21 世紀はエコと健康を組み合わせたLOHAS こそが、心を満たす本物のラグジュアリーであると考えています。世界的に見ても、OECD 閣僚理事会でのグリーン成長宣言の採択以降、環境を壊さず持続可能な経済成長をしていく新たな成長モデルを実現するために、OECD 全体でグリーン成長に関する活動が進んでいます。私どもとしては、年間約460 万泊してくださるお客様とともに、エコ活動を広げていくことが使命と考えております。
 
 また、地方創生が課題となっていますが、その鍵は「体験観光」と「特産品」にあると思います。そのためには必ずホテルという存在が必要になってきます。2015 年には人口2 万5000 人ほどの島根県江津市にホテルを開業いたしました。おかげさまでオープン以来、全国から多くのお客様にお越しいただき、高稼働率を維持しており、地元の皆さまにも喜んでいただいております。今後もCSV(共通価値創造)の考え方を取り入れ、地方創生と連動したホテル展開を進め、地域のお役に立てるような取り組みを進めてまいりたいと思います。
 
 またIT 活用による生産性向上と日常の感動のおもてなしを両立したビジネスモデルは、スーパーホテル独自のノウハウです。これは世界に誇れるおもてなしであり、海外に輸出できる文化だと思います。特にますます発展が見込まれるASEAN 諸国に、「日本のおもてなし」を広げていきたいと考えております。
 
㈱スーパーホテル
http://www.superhotel.co.jp/
 

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