ログイン
検索
  • TOP  > 
  • 記事一覧  > 
  • 桃井文子のオーナー社長のための辛口道場  連載66  社長! 3つの目をもっていますか?
連載66 桃井文子のオーナー社長のための辛口道場 

連載66  社長! 3つの目をもっていますか?

【月刊HOTERES 2016年11月号】
2016年11月11日(金)
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

㈱スプリングフィールド
代表取締役
桃井文子
〈プロフィール〉岡山市の老舗旅館、岡山石山花壇(現在のザ マグリット)の宴会営業スタッフとして入社。その後、婚礼部門を強化するプロジェクトを成功させ、年間2 組から339組までを達成したのは業界でも有名。同社にてウェディング・プランナー、マネージャー、支配人、営業企画室長、役員として活躍。また、関連会社 グレート:プランニングにてコンサルタントとして、12 年間、全国の数々のホテル、結婚式場の再生、婚礼強化に携わる。プランナー教育、マネージャー教育、経営者の良きアドバイザーとして定評がある。平成23 年、スプリングフィールドを設立。経営コンサルタント、衣裳・美容の内製化支援、式場のプロデュースを中心に現在活動中。2013 年5 月には、ニューヨーク支社を設立し、現地でもパーティーやイベントを手掛け、日本のウエディング、パーティーを広める活動もしている。

 
今回は皆さんと一緒に、経営者にとっての必要な『3つの目』について考えてみたいと思います。競争と変化が激しい昨今、経営には現場の細かい業務やスタッフ一人一人への気配りや配慮、自社の競争環境や市場の未来を見通す視野まで、幅広い視点や深い洞察力が求められます。いま、経営者に求められていることは自社を「3つの目」でとらえることです。
 

 
 経営者にとって必要な「3 つの目」は「虫の目」「鳥の目」「魚の目」です。3つの目を通して現状を把握をすることが経営者に求められます。現状把握をまちがえば、結果として期待される効果は生まれないからです。
 
 1 つ目は「虫の目」です。“虫”は地面に近い低い地上の目線で暮らしています。すなわち現場の細部の業務精度や人財一人一人の心の動きを見る目を指します。細部にいたる清掃の徹底度合いや、ひと皿の料理の品質など、お客さまや担当者の現場目線で細部を見抜くミクロの目が求められます。この目がなければ戦略が合っていたとしてもお客さまの満足は得られません。

月刊HOTERES[ホテレス]最新号
2024年11月15日号
2024年11月15日号
本体6,600円(税込)
【特集】本誌独自調査 総売上高から見た日本のベスト100ホテル
【TOP RUNNER】
フォーシーズンズホテル大阪 総支配人 アレスター・マカルパイ…

■業界人必読ニュース

■アクセスランキング

  • 昨日
  • 1週間
  • 1ヶ月
CLOSE