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011 岡村衡一郎  サービス・イノベーション48手 ~現場と本部が一体で進めるイノベーション~ 

011 変化への余白

【月刊HOTERES 2016年08月号】
2016年08月26日(金)
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Profile
岡村衡一郎
(おかむら・こういちろう)
1971 年生まれ。亜細亜大学卒。㈱船井総合研究所を経て、2004 年㈱スコラ・コンサルト入社。120 社を超える企業変革を支える。「会社が変わるとは何か」、「人がイキイキ働くには何が必要なのか」を考え続け、「一品」という変革コンセプトを発見、体系化する。支援先の起源や今あるリソースを足場に、「あるもの」から「ないもの」を生み出す一品イノベーションに多くの経営者ファンを持つ。変わるためのテコをあぶりだす「経営者オフサイト」、「『一品』で会社が変わるワークショップ」を主催。著書に『一品で会社を変える』(東洋経済新報社)『30 代でチームのリーダーになったら最初に読む本』(同社)など

今回のポイント
今日の仕事と未来構想をつなげる余白こそ
進化するホテルをつくるのだから

 
 広島東洋カープは、ここ数年、観客を確実に増やしている。チームの勝率の高さもさることながら、いつも同じではない球場であり続けようとする実践の結果だ。彼らがつくり出そうしているのは、観客一人一人のわくわく感がある野球場「アミューズメント・ベースボールパーク」である。野球が大好きな人、少し興味がある人、50 人で野球にいってワイワイしたい人、誰がいつ来ても感動できる場所を目指し、常に新しい楽しみ方を提案し続けている。
 
 広島東洋カープは、ハードとソフトが一体になり革新し続けるモデルケースだ。

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