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010 岡村衡一郎  サービス・イノベーション48手 ~現場と本部が一体で進めるイノベーション~ 

010 ヒトとコトを分け、本質に迫る

【月刊HOTERES 2016年08月号】
2016年08月19日(金)
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岡村衡一郎
(おかむら・こういちろう)
1971 年生まれ。亜細亜大学卒。㈱船井総合研究所を経て、2004 年㈱スコラ・コンサルト入社。120 社を超える企業変革を支える。「会社が変わるとは何か」、「人がイキイキ働くには何が必要なのか」を考え続け、「一品」という変革コンセプトを発見、体系化する。支援先の起源や今あるリソースを足場に、「あるもの」から「ないもの」を生み出す一品イノベーションに多くの経営者ファンを持つ。変わるためのテコをあぶりだす「経営者オフサイト」、「『一品』で会社が変わるワークショップ」を主催。著書に『一品で会社を変える』(東洋経済新報社)『30 代でチームのリーダーになったら最初に読む本』(同社)など

今回のポイント
うまくいかないときほど人を責めずに問題を攻める
好事例の知財化はコインの裏側が大切

 B さんだからできない、A さんにしかあのサービスはできない。ヒトとコトをつなげて語られるのが一般的だが、本当にそうだろうか。もしそうならリクルートは起業家精神にあふれているなど、会社名を主語に語られる場面はなくなるはずだ。
 
 高品質サービスを維持させている企業にはコツがある。ナレッジマネジメントを上手に展開できている企業の代表例がリクルート。ある人の好事例を、ほかの人ができるようフローチャートに落とし込めるところに強みがある。ある好事例をAさんだから…で終わらせはしない。ある人が身に付けた知識を掘り起こし、ほかの人のサービス向上のインプットに変える仕組みで企業の知財に変える。好事例のエッセンスの凝縮が起業家精神を支えているのだ。

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