皆様の会社は、新人研修をどのような視点で開発していますか?
社長の講話と人事担当者による会社の沿革を聞き、基本的なビジネスマナーを学ぶと、翌週から店舗へ。そして、必要なことはすべてOJT で学ぶ……。ホスピタリティビジネスの現場でも、そうした新人研修を行なう企業まだまだ多いようです。企業理念を現場の仕事の意味に落とし込み、短、中、長期のビジョンを伝えてこそ、現場におけるモチベーションは維持されます。
とは言っても、採用人数も少ない中小の企業では、新人研修を外注するゆとりがないことも多いでしょう。また、新たに人事部に異動になり、慣れないカリキュラム作りに苦労されている方もいらっしゃることと思います。
本連載は、専用の新人教育プログラムがない会社でも、モチベーションの高いスタッフを育てるためのものです。管理職がそのまま使える、サービス業界を支える女性に特化した新入社員・中途採用未経験者向けの研修プログラムを全12 回で解説します。
第1回
安東徳子
ホスピタリティ業界特化型そのまま使える女性スタッフ教育プログラム はじめに
【月刊HOTERES 2015年05月号】
2015年05月22日(金)