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第十五話 佐々木 正二  わが身を救う人づくり 寸前で断る大切さを人づくりで学ぶ

第十五話 雇用の創出

【月刊HOTERES 2016年08月号】
2016年08月19日(金)
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株式会社AKiBA ミックス
ウエディング ソリューション
代表取締役 佐々木 正二

 皆さんは、「断られる悔しさ」を経験したことありませんか。いろいろなケースがあると思います。営業活動していて契約寸前で断られた、帰り際に一杯行こうと約束してお店まで決まっていたのに退勤寸前で断られた、旅行を計画し念を入れて組んだものの寸前で断られたなど、話つきないほど経験した方もおいででしょう。しかしお金をだまし取られた命を取られたわけではないため、時間が経てば笑い話として流すこともできるこの「寸前で断られる」行為、でもその場は痛いですね。
 
 私も数えきれないくらい痛い思いをしています。ときには、寸前で断られて救われることもあります。このときの快感は、この世の素晴らしさを感じることもあります。例えば、お店を探しやっと見つけてお店に入ることができた。しかし閉店ですと言われたときの悔しさ、誰に当たってよいか分からなくなるほど人に当たりたい気持ちになります。ときにはこんなことも「いいですよ、お入りください」と声を掛けられたとき、どんなにうれしいことか、このお店はきっとよいお店で料理もおいしそうだ。店員も笑顔でいっぱいと見える思いから、お店に好意を持つようになります。これが「お・も・て・な・し」の始まりです。相手の心を引き付ける商売上手ともいえるでしょう。しかし毎日このようなチャンスが回ってくるわけではありません。日ごろ、お客さまを大切にし、カンバンの時さえもお客さまの心をつかむ振る舞いは、教えてできるわけでもなく感性と秩序がそなわった灯かと思います。
 

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