プロ野球が一段と面白くなっています。
語ると止まらない野球の話は、関心のある人が多いのではないでしょうか。たいした理屈を語れない私でも野球を手本とした事例で話すことがあります。気になるのは、イチローとピート・ローズそしてタイ・カッブの記録です。イチローは、NPB で9 年、MLB で16 年、通算25 年で4255 安打、42 歳で継続中、このHOTERES が発売になるころは、記録を大きく伸ばし次のステップへ向かっていることでしょう。
ピート・ローズは、24 年で4256 安打、46 歳まで続けました。タイ・カッブは、24 年で4189 安打、41 歳で幕を閉じています。この記録を伸ばし続けた背景には何があったのでしょうか。確実に言えることは三者ともに「あきらめなかった」ことにちがいないと思います。練習や考え方にしろ、他者とはまったく異なったメニューを選んでいたことと思います。人と同じことをしていては、記録どころかあきらめが勝っていたかもしれません。
あきらめには罪悪感があり、やめてしまうときは悲しさもつきまといます。記録を伸ばすには力が要ります。その力をどのように生み出してゆくか、これは継続しかありません。自分を開花させるにはやりぬくことが必須です。
第十四話
佐々木 正二 あきらめない力とサービスマンの力
第十四話 雇用の創出
【月刊HOTERES 2016年07月号】
2016年07月15日(金)