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007 岡村衡一郎  サービス・イノベーション48手~現場と本部が一体で進めるイノベーション~ 

007 サービスの深化を促す二つの仕組み

【月刊HOTERES 2016年07月号】
2016年07月22日(金)
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岡村衡一郎
(おかむら・こういちろう)
1971 年生まれ。亜細亜大学卒。㈱船井総合研究所を経て、2004 年㈱スコラ・コンサルト入社。120 社を超える企業変革を支える。「会社が変わるとは何か」、「人がイキイキ働くには何が必要なのか」を考え続け、「一品」という変革コンセプトを発見、体系化する。支援先の起源や今あるリソースを足場に、「あるもの」から「ないもの」を生み出す一品イノベーションに多くの経営者ファンを持つ。変わるためのテコをあぶりだす「経営者オフサイト」、「『一品』で会社が変わるワークショップ」を主催。著書に『一品で会社を変える』(東洋経済新報社)『30 代でチームのリーダーになったら最初に読む本』(同社)など

今回のポイント
考えざるを得ない仕組みと考えやすくなる仕組み
その掛け算が成長につながるのだ
 
変化に追われるリーダーのための実践的イノベーションメソッドとして、ホテル業の事例にとどまらず、多く企業変革の現場から生まれた「チェンジング・メソッド」48 種を紹介します。

「『社内新聞』が会社の目に見えない財産だ」とA 社の経営者は言う。年に数千枚、お客さまから感謝のはがきが届く顧客対応は、売り買いの関係をはるかに超え、まるで家族のように温かい。A3・4 枚の新聞には、お客さまとの間での学び、貢献できたと思えた出来事などがランダムに取り上げられる。社内新聞は互いの仕事へのエール交換、サービスを見直すためのフィードバック情報の機能をはたす。一読すれば、仲間の頑張りが分かると同時にそれぞれの担当者はお客さま一人一人に思いをはせる機会になる。

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