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第223 回 新しい視点 「ホテルの価値」向上理論 〜ホテルのシステム思考〜 

第223 回『ショッピング目的での宿泊需要』

【月刊HOTERES 2016年06月号】
2016年06月17日(金)
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北村剛史
Takeshi Kitamura
㈱ホテル格付研究所 代表取締役所長
㈱日本ホテルアプレイザル 取締役
不動産鑑定士、MAI( 米国不動産鑑定士 )
MRICS(英国王室認定チャータードサーベイヤーズ)
慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科附属システムデザイン・マネジメント研究所研究員。ホテル・旅館の不動産鑑定評価会社である㈱日本ホテルアプレイザルの取締役。慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科では「ホテル・旅館の人格性、パーソナリティー」をテーマに研究活動に従事

 今回はショッピング目的での宿泊需要について弊社の調査結果等をご紹介したいと思います(2016 年弊社による全国男女200 名に対するインターネットアンケート調査)。海外からのショッピング目的訪日旅行者が注目されもしましたが、この「ショッピング」は、国内需要としても見込まれるものなのでしょうか。またどこまで需要源として成立し、成立するのであれば、どのような顧客ニーズや需要特性が見られるのでしょう。まずは、ストレートに以下の質問を設けました。
 
「1 日で施設全体が回れない規模の非常に大きいショッピングモール等商業施設があるとします。その近くに宿泊施設がある場合、1 泊して2 日間かけてそれらショッピングモール等商業施設を見たいと思いますか」(図1)

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