VOW（誓う）
 
　VOWTIME では、ミニスターが結婚についての意味や約束事をカップルに話をします。このときは、一緒に参加しているゲストは全員Witness（証人）となるわけです。署名をする場合は、ゲスト代表が証人としてサインをします。
 
～ミニスターの宣言のときの心得～
・ 必ずカップルはお互い向き合っていること。
・ お互いの両手をとり目と目を合わせ見つめ合うこと。
・ ミニスターの導き（次に何をするか）に従うこと。
・ お互いの愛情を感じ心から誓い合うこと。
 
　VOWTIME は基本的な流れやしきたりもありますが、基本的にはカップルがどうしたいかということを聞いてくれます。ミニスターがそれぞれに問いたとき、「I DO!」と答えるのみでもいいですし、お互いに誓う（言いたいこと）を、自分の言葉で相手に伝えることを述べると、さらに感動を呼び起こします。
 
VOW RENEWAL（改めて誓う）
 
　ハワイではよく「VOW RENEWAL WEDDING」という言葉を聞きますね。アメリカではVOW RENEAWAL は、ごく一般的なセレモニーとしてあります。
 
　正式な一度目の挙式で、カップルは神の前（あるいは神の代理）で、永遠の愛を誓います。
 
　はれて二人はNEWLYWED（新婚）となり、人生をともにしていくわけですが、いつまでも新婚のときのように…とはいきませんよね。
 
　あの日に誓ったことなのに、なぜか、忘れてしまったり、新鮮さがなくなったりしますが、そのままにしておきたくないと思うわけです。
 
　そんなカップル（ご夫婦）が、「心改めて神の前で誓い合い再出発するためのセレモニー」をVOW RENEWAL といいます。
 
　ハワイでもよく見かけます。結婚してすぐのカップルから60 代、70 代、年代はさまざまです。お二人だけのセレモニーもありますし、WITNESS として子どもたちが参加しているときもあります。大きな子どもたちが一緒でも何も違和感がありません。
 
　手と手を取り合って、お互いに何かを誓い合っています。人生のリセットなのでしょう。すてきなセレモニーだと思いませんか？ 何回でもできます。
 
　ご夫婦になられてからでも、何度でもできるVOW RENEWALセレモニー。
　家族に包まれ誓い合ったご夫婦だけでなく、子どもたちも両親のそんな姿を見て、きっと幸せでしょうね。両親は仲良くして欲しいですし、けんかなんか見たくないですもの。巻き込まないで！と思うのは当然です。
 
BEACH WEDDING の伝統的原語
 
「KAFU」：ハワイでは司祭、牧師と同じ立場の人を「ミニスター」といいますが、現地語ではKAFU（カフ）といいます。
　The Sea, The Wind, The Earth and the Fire, Who will then hear the words that the couple speak to eachb other 〜
 
とビーチでKAFU（ミニスター）は、海や空を仰ぎながらカップルに諭さとしてお祈りをしていく場面があります。
 
「PUUKANE」：英語ではConch shellといいます。PUUKANE（プウカネ）は、桜色のきれいなほら貝のこと。
 
　セレモニーのはじまりのとき、ミニスターが天に向かい貝を吹きます。神聖なときのはじまりを感じさせるなんとも言えない現代楽器とは全く違う音色。自然と静粛なムードに包まれていくのは不思議です。
 
「HONU」：ハワイで神様と同じくらいに尊厳されているのが、亀です。英語ではTurtle ですが、ハワイ現地語ではHONU（オヌ）。ジャクリーンとココは、HONUのコンポートにsand（砂）を入れ、それをリングピロウにしています。大切な指輪ですので。
 
「TIKI」：FLOWER PATHWAY の両サイドに立ててある棒のことをTIKI（テイキ）といいます。
 
　英語でTOUCHE（トーチ）のことですね。砂浜にいわゆるWedding ロードを作るために、2m ほどの高さの棒を両サイドに4 本＆ 4 本くらい砂に差し込み、それにもハワイらしいイメージのジンジャーやオーキッドのお花を飾ります。
 
ニューヨーカーワンポイント英語表現
Right の使い方で、ちょっと引き締まった言い方ができます。
 
～の前はin front of
～の横はnext to
～の向こうはacross from
～の後ろはbe hind
 
これだけでも、フードマーケットに行って、ケースの中のどのお肉は欲しいとか、タクシーに乗って、どこで降ろしてなんていうときに便利ですね。
 
これに、もうひと工夫してみましょう。
あなたの前に、あなたの横に、あなたの向こうに、あなたの後方に、と言いたいとき、
Right をつけるといいですよ。
Right in front of you, Right next to you, Right across from
you, Right behind you ,